2006年11月15日

グッドラックららばい

グッドラックららばい(文庫版)
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「幸せなんてわけのわからないもの、いらない」

平安寿子『グッドラックららばい』の登場人物、片岡立子(りっちゃん)の台詞である。
信用金庫勤続40年の父(←趣味は貯金)、「ちょっと家出します」と言ったきりもどらない母(←でも時々電話したり土地の土産を送ってくる)、次々とダメ男と付き合い、貢ぎながらも飄々と生きる姉、積子(←積立預金の好きな父がつけた)、りっちゃんはそんな三人に囲まれて育った片岡家の次女である。
小さい頃から貧乏とケチとささやかな幸せ的なものを憎み続けて20年。
必死の努力で名門私立女子大に入ったりっちゃんは、セレブにのし上がるため、全身全霊を懸けてさらに走り続ける。
りっちゃんはとにかくめげない、くじけない、へこたれない。
目的に向かって一直線、回り道なんか絶対にしない。
いつもどこかをキッと睨みつけている。
本来苦手なタイプの筈だが、ここまでくるとなんだか潔く、応援したくなる。
上の台詞も、りっちゃんが言うと、なんだかものすごく説得力がある。
名言だなぁとしみじみしてしまうのである。
posted by 飼い主M at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする