2006年12月06日

体質と環境

きっちりと人生を過ごす人が好きだ。

それは規則正しい生活をする、とか、待ち合わせに遅れない、ということとは少し違う。
生きていくなかでこなしていくべきひとつひとつのことにきちんと集中する、とでもいえばいいだろうか。
例えば朝起きて、ベッドから出る。ベッドを直す。トイレに行く。お湯を沸かしてお茶を入れる。
そういったひとつひとつの動作にあせらず集中できる人、というのがとてもうらやましいのである。

鈍い割に中途半端にせっかちな私はどうもひとつのことに集中できない。
ベッドから出た時点でベッドも直したいしトイレにも行きたいしお湯も沸かしたい。
そんな考えが一気に押し寄せてきて、結局何をしたらいいかわからずに家の中を無駄にうろうろする。
そして気がついてみれば水の入ったやかんが台所にあり、ベッドは直してあるものの部屋着はぐちゃぐちゃのまま(←私にとってベッドを直すということは部屋着をたたむことも含まれる)、完了しているのはトイレだけというなんとも中途半端な状態が発生する。

これはもう性格というより体質的なもので、おそらく一生治らないだろうと半ばあきらめていたのだが、実は最近、新事実が発覚した。
今のマンションに引っ越してから、部屋が片付いた状態だと、私は家の中に限ってひどく優雅に動くことができるのだ。
ベッドから起き上がり、布団と部屋着を丁寧にたたみ、トイレに入って一呼吸おき、やかんに水を入れて火をかけ、ゆっくり身支度にとりかかる。そんなことができてしまう。
実は体質ではなく環境の問題だったのかもしれない。
とにかく私は今、ひどく穏やかに幸せな気持ちで朝を過ごしている。

と、いうのは今日の朝、会社に遅刻した理由にならないだろうか。
posted by 飼い主M at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする