
■■かもめ食堂■■
今更だが『かもめ食堂』を見にいく。
見たい見たいと思いつつ、上映期間が終わってしまってションボリしていたのだが、
都会とはいえない街の、新しいとはいえない映画館で上映されると知り、張り切って出かけてみた。
上映20分前からしかチケットが販売されず、
館内にも入れてもらえない(←扉に鍵がかかっている)映画館ではあるが、
こういうときはとても助かる。
『かもめ食堂』は思ったとおり、というより思いのほか良い映画だった。
フィンランドのヘルシンキで食堂を営む日本人女性サチエ、
そこにミドリとマサコという二人の女性がするりするりと入り込んでくる。
それから何が起こるというわけでもない。淡々と日々の生活が綴られていくだけである。
けれどヘルシンキの風景は美しく、ゴハンはおいしそうで、女性たちは魅力的だ。
いつまでも、いつもまでもこの食堂を見ていたいと思わせる。
「やりたくないことを、やらないだけなんですよ」
そんな風に生きるのは、実はとてもむずかしい。
見終わってからどうしてもおにぎりが食べたくなり、
家に帰ってすぐに、ご飯を炊いておにぎりをつくる。
4つ作って夫と2つずつ食べた。

