「一人っ子に見えないね」
小さい頃からよくそう言われてきた。
まあ外面がよかったわけだ。イヤな子供である。
実際のところは私も世間のいうところの一人っ子の典型であり、わがままでこらえ性がない。
そんなわけで(?)ミシンを購入した。
先日の挫折からまだ24時間も経過していなかったが、古ミシンの部品は探せば(あるいは注文すれば)あるのかもしれないが、とりあえず今走り出さないと、もう二度と走れないような気がしたのだ。
しかもギアに段階というものがないワタクシ、ミシンを持ち帰った瞬間、一気にトップにギアが入り、
「妻……妻は何でもすぐに結果を求めすぎるで。
練習とか、してみないと……」
という夫の優しい忠告を無視して本番用の布をザクザク切り、ゴリゴリとコースターを縫い上げる。
なんだかモッサリしたコースターが出来上がったが、もうすでに身贔屓で盲目になっていて、それはもう素晴らしい作品に見えてしまう。
調子に乗って2枚目を作成しようと布を切ったところで燃料が切れた(←勝手)。
【後日談】
ミシンは通販で購入したもので(母談)、部品は見つからなかった。しかしなんとしても部品を探してワタシが使うと母がいうので、実家へ帰っていった。

