2008年05月18日

ホルモーズ

ホルモーズ

『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』を読む。

『鴨川ホルモー』読み始めはグズグズしていたのだが、途中から俄然エンジンがかかって、最後は夜中3時までかかって一気読みしてしまう。
その後すぐに、続編である『ホルモー六景』も買いに走り、そのまま一息に読んでしまった。
どちらもとても面白かったので、今となっては、なんだかもったいないことをしたような気がしている。

『鴨川ホルモー』は、とにかく「ホルモー」という競技(?)に関する手順や約束事、システムがリアルで固い。
実は作者は、本当に「ホルモー」をやっていたのではないかと疑りたくなる。
だからこそ、魅力的な登場人物にも「ホルモー」にも、もう興味深々なのである。

大学生というのは、本人たちは必死でも、私くらいの世代から見ると、のんびりしてどうにも間が抜けているように見える。
大学時代に一生懸命になれるモノは、社会人になってしまうと、案外省みることができないモノなのだ。だからこそ、そういうモノに一生懸命がんばっている姿はなんだかいとおしい。

『ホルモー六景』は『鴨川ホルモー』のスピンオフともいえる連作短編集である。
『鴨川ホルモー』を楽しく読めたなら、どの話もとても興味深い。
そのうえ『ホルモー六景』は短編と短編の間にしっかり横のつながりも構築されており、なんというか2度美味しい。

『鴨川ホルモー』は映画化が決定しているという。
キャストは誰か、ホルモーはどう表現されるのか、今からとても楽しみである。
posted by 飼い主M at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月16日

ファブリックパネル

またn.e.l.の布

ファブリックパネルが好きだ。

しかし高い。購入するにはそれなりのキッカケと勇気がいる。
結局、今に至るまでキッカケもなく勇気も出ず、気持ちばかりが空回って困るので、自分で作ってみることにした。

作り方はコチラを参考にさせていただく。

購入したボードが小さかったおかげでそれなりに仕上がったが、残念ながら角がすこしモッサリしている。それでも軽くてピン1本で壁につくのと、何度も張り替えられるのは嬉しい。
発砲スチロールでもできると思うが、個人的に発砲スチロールは見るだけで鳥肌が立つので使えないのであった。

もう少し大きかったり、柄をあわせなければいけなかったりすると、私のような不器用で荒々しい性格の人間にはけっこう難しいかもしれない。
posted by 飼い主M at 00:04| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

真昼の廃人 真夜中のHigh人

再入場用スタンプ

『真昼の廃人 真夜中のHigh人』というライブイベントに行く。

このイベントはganjaというバーの16周年を記念するものらしい。ganjaには行ったことがないけれど、愛するピロウズが出演するというので、なんとなくチケットを取ってみた。

午後2時に会場に到着する。このイベントはライブにしては珍しく昼間から始まるのだ。
しかし、会場で衝撃の事実を知る。終了予定時刻が午後9時(!)だというではないか。おそらくピロウズは午後8時を過ぎないと登場しないと思われた。

「なるほどー。だから『真昼の廃人 真夜中のHigh人』なんやなー」

夫は妙に感心していたが、今回は完全な私のリサーチ不足である。申し訳ない。

そしてイベントが始まってすぐ、さらなる衝撃を受ける。
ソレは優雅なティータイム午後3時、スキンヘッドに黒いブーメランパンツをはいた男性の、突然のシャウトで始まった。
彼の名は『クリトリック・リス』。イベントのトップバッターである。
とにかく延々と己の下々しい身の上話を叫び続ける彼の、ミュージシャンというにはあまりに芸人寄りのパフォーマンスに、夫婦ともども度肝を抜かれる。

”鳩が豆鉄砲を食らう”という諺があるが、私はこのとき初めて、豆鉄砲を食らった鳩の気持ちがわかった気がした。

彼はこの後もステージ上のミュージシャンが替わるたびにMC(?)として登場し、身の上話を語り叫び続けた。
ポカンとしながらもしばらく聴いていると、そのうち彼の動きとシャウトに慣れてきた。人間とは不思議なものだ。結局なんだかんだで聞き入ってしまった。彼は話も上手いし、声もよく通るのだ。

そんなわけでこのイベントが終わる頃には、『クリトリック・リス』杉村さん(←本名)の身の上にかなり詳しくなり、まるで知り合いみたいな心持にさせられる。

しかし彼はまたの名を『下ネタのナポレオン』という。
どの曲にも、放送コードに触れるような、女性がたいへん笑いにくい下ネタを盛り込んでくる。
しかも、基本は一人で叫ぶばっかりのくせに、そんなときだけ「ヘイカモン!」と客に絡んでくる。とても困る。

そんなわけでピロウズを見に行ったはずなのに(そしてピロウズはいつも通り素敵だったはずなのに)、帰りの電車では

「おい一休ハゲ坊主!トンチはどうした!」

という「ブラックな一休さんの夢をみた歌」(←適当に命名)のサビ部分だけが頭を回り、ピロウズの余韻にも浸れず、ganjaの場所もわからずじまいなのであった。
posted by 飼い主M at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする