夏が終わる、というのはなんというか他の季節にはない独特の切なさ、みたいなものがある。
熱くて、にぎやかで、高ぶっていて、そういうものが、あるときふっと熱も喧騒も失い、やがて静かに過ぎ去っていく。
夏の終わりの生ぬるい、でもけっして暑くはない世界のなかで、それがもう二度と戻らないということを知るのだ。
だからこそ「夏休み」は特別なものである。
何かが起こる予感をはらみ、けれど何かが確実に失われる季節のなかでもまぶしいほどに輝くスペシャルな時間、それが私にとっての「夏休み」である。
中村航『夏休み』
残念ながら冬のまっさかりに読んだので、「夏」の特別さをあまり感じることができなかったが、それでも十分に楽しめた。
以前読んだ『リレキショ』よりも色々なことがより具体的に描かれていて、さらに登場人物が皆とても素敵で私好みのさっぱりした人々だったので最後まで気持ちよく読めた。
あいかわらず、物事の起こる理由についてはあいまいなままの部分も多いが、今回は『リレキショ』のときほど気にならなかった。
できれば夏の終わりのぬるい空気のなかでもう一度読んでみたいものである。


ということで梅のつぼみが膨らみ、花粉と黄砂が降ってくるこの季節に〔夏の終わりのぬるい空気〕を感じてみたいと思います♪
いつもコメントありがとうございます!
いや〜、私ももう「夏休み」なんてほんとうに昔の話で。
今思えば1ヶ月以上もの休みって、けっこう凄いことですよね。
夏まではまだけっこう時間がありますが、よろしければ一足先に(?)
「夏の終わり」を味わってみてくださいね〜。
私はホテルマンをしています。
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夏休み、盆休みの旅行の予定は決まりましたか?
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