2008年05月01日

真昼の廃人 真夜中のHigh人

再入場用スタンプ

『真昼の廃人 真夜中のHigh人』というライブイベントに行く。

このイベントはganjaというバーの16周年を記念するものらしい。ganjaには行ったことがないけれど、愛するピロウズが出演するというので、なんとなくチケットを取ってみた。

午後2時に会場に到着する。このイベントはライブにしては珍しく昼間から始まるのだ。
しかし、会場で衝撃の事実を知る。終了予定時刻が午後9時(!)だというではないか。おそらくピロウズは午後8時を過ぎないと登場しないと思われた。

「なるほどー。だから『真昼の廃人 真夜中のHigh人』なんやなー」

夫は妙に感心していたが、今回は完全な私のリサーチ不足である。申し訳ない。

そしてイベントが始まってすぐ、さらなる衝撃を受ける。
ソレは優雅なティータイム午後3時、スキンヘッドに黒いブーメランパンツをはいた男性の、突然のシャウトで始まった。
彼の名は『クリトリック・リス』。イベントのトップバッターである。
とにかく延々と己の下々しい身の上話を叫び続ける彼の、ミュージシャンというにはあまりに芸人寄りのパフォーマンスに、夫婦ともども度肝を抜かれる。

”鳩が豆鉄砲を食らう”という諺があるが、私はこのとき初めて、豆鉄砲を食らった鳩の気持ちがわかった気がした。

彼はこの後もステージ上のミュージシャンが替わるたびにMC(?)として登場し、身の上話を語り叫び続けた。
ポカンとしながらもしばらく聴いていると、そのうち彼の動きとシャウトに慣れてきた。人間とは不思議なものだ。結局なんだかんだで聞き入ってしまった。彼は話も上手いし、声もよく通るのだ。

そんなわけでこのイベントが終わる頃には、『クリトリック・リス』杉村さん(←本名)の身の上にかなり詳しくなり、まるで知り合いみたいな心持にさせられる。

しかし彼はまたの名を『下ネタのナポレオン』という。
どの曲にも、放送コードに触れるような、女性がたいへん笑いにくい下ネタを盛り込んでくる。
しかも、基本は一人で叫ぶばっかりのくせに、そんなときだけ「ヘイカモン!」と客に絡んでくる。とても困る。

そんなわけでピロウズを見に行ったはずなのに(そしてピロウズはいつも通り素敵だったはずなのに)、帰りの電車では

「おい一休ハゲ坊主!トンチはどうした!」

という「ブラックな一休さんの夢をみた歌」(←適当に命名)のサビ部分だけが頭を回り、ピロウズの余韻にも浸れず、ganjaの場所もわからずじまいなのであった。
posted by 飼い主M at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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