2008年06月14日

花束

ワサワサ五月梅

花を買うのが好きだ。
会社の人には、

「送別会とかされても、花束いらないタイプでしょ」

といわれているが、実際はわりと好きだったりする。
ワサワサした花束を抱えて歩くと、なんとなく幸せな気持ちになるのだ。
だから時々、花束を買って帰る。
貧乏性なのであまりゴージャズなモノは買えないが、それでも購入するときは、なるべくワサワサするようたくさん買うことにしている。

少し前「五月梅」という花を買ったが、これが1本80円と激安であった。おかげで思う存分ワサワサさせて家に帰る。
蕾ばかりで咲くのをとても楽しみにしていたのだが、結局半分ほど咲いたところで枯れてしまった。少し悲しい。
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2008年03月09日

正露丸

必須アイテム

先日の朝、夫が正座している私の太ももあたりにジュースをこぼした。結構大量にこぼした。
朝で魂が抜けていたこともあり、しばらくジュースをさせるがままにしていたけれど、
慌てた夫が「ぞうきん」を持って来たことで、少し我に返る。

「え、ぞうきん?」
「そうや、ぞうきんや」
「……ぞうきんで拭くん?」
「……じゃあ何で拭くん?」
「……」

夫があまりに素朴に聞いてくるので、よくわからなくなってきた。
確かに何で拭くんだろう。ぞうきん以外になにがあるんだろう。いつも一体何で拭いていたのだろう。
ぞうきんで拭いていたのだろうか。床ならまあそうだろう。
けど、今拭いているのは私の服だ。でもじゃあ何で拭くのが正しいのだろう。

残念ながらそのときはとっくりと話し合う時間もなかったので、混乱したまま会社へいく。
電車に乗ってから、ふとエジプト(←新婚旅行)での出来事を思い出した。

旅行も後半に差し掛かった夜中、私は突然ゲレゲレと吐いた。
原因がその日食べた生野菜だったことは、ほぼ間違いなかった。
旅先で生ものを食べないことは常識である。
しかし目の前で生野菜を美味しそうにバリバリと食べ続ける非常識な男(←夫)と数日を過ごしているうち、つい「アタシだって」と思ってしまった。
実際エジプトの野菜や果物はやたらとみずみずしくて美味しいのだ(←とくにトマトは絶品)。乾燥した土地だからだろうか。

そんな妻の突然のゲレゲレ劇に慌てた夫は、正露丸を持ってきた。
とめどなく襲ってくるゲレゲレで心も体もかなり弱っていたけれど、「正露丸」がどうにも引っかかって思わず言葉が出る。

「え、正露丸?」
「そうや、正露丸や」
「……正露丸なん?」
「……じゃあ何がいいん?」
「……」
「ほらここに食あたりって書いてあるし」
「……」
「とりあえず飲んでみ?」
「……う、うん……」

このときも、この場合正露丸は正しいのか、正しくないなら一体何を飲めばいいのか、随分と混乱した。
結局、正露丸は30分後、その役目を果たすことなく私の口から飛び出して便器の中へと吸い込まれていった。

便器のそばにへたりながら、流れていく黒い粒をやっぱり違ったなと妙に冷静な心持で眺めていた。旅行の記憶は薄れつつあるが、そのことだけは今もよく覚えている。

翌日、夫は同じツアーのオバサマ達に処置がなってないとこっぴどく叱られていた。
オバサマ達がいうには、ゲレゲレしているときは何をのんでもだめらしい。ゲレゲレがそこそこおさまったら抗生物質と胃薬を飲むのがいいそうだ。
ちなみに私たちはどちらも持っていなかった。結局どうしようもなかったわけだ。

結婚するということは、価値観の違う2人が一緒に暮らすということである。
私は自分の価値観にあまり自信がないのでこれから先もきっとこういうことが起こるだろう。
かといって夫の価値観もなんだか怪しい。だからこれからもきっと、痛い目をみないと学習しない。なんだか大変なのであった。
posted by 飼い主M at 23:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

今更ですが

ボツになった年賀状デザイン(哀しいので使ってみた)

あけましておめでとうございます(←遅)。

昨年は存続の危機に曝された、というかもう断絶していたというウワサもあるこのブログですが、根気強く読んで下さった方々、ほんとうにありがとうございました。
好きなものについて書くというのは私にとって、とても幸せな気持ちになれる行為であり、それを他人様に読んでいただく、というのはとても刺激的で楽しいことです。
今年もやっぱりマイペースのグズグズ更新ですが、よろしくお願いします。
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2007年12月14日

予想外

腹が立ったときは美味しいものを食べるといいかも

近所のスーパーで交通整理をしているおじさんがいる。
そのスーパーはとても安くて、いつも人と車がごったがえしている。
だから真っ黒に日焼けしたそのおじさんは、夏でも冬でもとても忙しそうである。
しかし、マナーの悪い車というのはいるもので、おじさんも日々の苦労が耐えない。

あるとき買い物を終えた私(の車)を車道に出そうとしたおじさんは、道路を走る車に停止を求めて道へ出た。
おじさんが出てきたものだから、その車は止まらざるを得なかったのだが、運転手は止められたことにいたく腹を立てた。
運転手は窓を開け、おじさんに向かって

「なんだオマエ」

というような意味合いのことを怒鳴ったのである。
あぁこんなとき、ムカつくけど謝らなくてはならないんだろうな、タイヘンなお仕事だよな、と思いながら見ていると、おじさんは

「オマエこそなんだ」

といった内容の台詞を叫びながらつかつかと運転席へ詰め寄った。

予想外の出来事に私も驚いたが運転手はもっと驚いたらしく、あわてて窓を閉めてハンドルを握り、何事もなかったかのように前方を見つめる。必死の見ないフリでやり過ごそうとする、その姿はよりどころを失ったチンピラ的で痛ましい。
その後もおじさんはしばらくその車に刺すような視線を送っていたが、ようやく気が済んだらしく、持ち場に戻って、素敵な笑顔とともに私(と車)を車道へ出してくれた。

仕事としてはダメなのかもしれないが、なんだか笑ってしまう。
posted by 飼い主M at 19:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

液体

ヨダレまみれ

生きていくためには、いろいろな液体を出すものだ。
それは生きとし生けるものの宿命なのかもしれない。

久しぶりに拭き掃除をしていてそんなことを思った。

床には飼い犬ハルさんのヨダレが所狭しと垂れているし、観葉植物ウンベラータとアイビーは出来る限りの広範囲に謎の液体を撒き散らす。
そういえば夫も、鼻からよく液体を出している(←鼻が弱い)。

ウチの生き物はみんな、何がしか液体を出さなくては、生きていけないらしい。
posted by 飼い主M at 16:13| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

百科事典

ウィキペディアの隣

ウィキペディアというサイトがある。
投稿型のフリー百科事典である。いろいろな言葉や人物などの説明が掲載されている。
情報量が多く、検閲機能もしっかりしている。キーワードから、また別の記事へも移動できるようになっており、いろいろな物事について総合的に調べることもできる。

夫も私も、ここに掲載されている文章に絶大な信頼を寄せていて、ことあるごとに利用させてもらうのだが、このウィキペディア、ひとつだけ問題がある。

最初は確かにコレについて調べよう、と思ってウィキペディアを開くのだが、キーワードをたどっていくうちに、どんどん遠くへ出かけていってしまい、戻って来れなくなるのだ。
おまけにこの遠出には大変な労力と時間が使われる。
昨日もケンドーコバヤシについて調べようとパソコンを起動した筈なのに、数時間経過してハッと我に返ったときには少年ジャンプの歴史について調べていた。
もはやケンコバの何が知りたかったのかさえ、わからなくなっていた。
posted by 飼い主M at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

トルネード・キング

キングの賜物

近頃コーヒーミルを買ったので、家でおいしくコーヒーを飲むということにわりと熱心に取り組んでいる。そんな私のトレンドを知ってか知らずか、近所に素敵コーヒー豆専門店がある。

店の名を『銀の豆』という。焙煎前の生豆を売る店である。
知らなかったのだが、コーヒー豆というのは生豆の状態で1年、焙煎してから1ヶ月、粉にしてからだと1週間しか保たないのだそうだ。
『銀の豆』では購入した生豆を、その場で焙煎してくれる。
店のなかに仰々しい謎の機械がドドーンと居座っていると思ったら、それが焙煎機であった。
私の選んだ豆を持って、店員さんが機械の前に立つ。

ブォォォォォォオオオオオオオオオオゥ

なんだか恐ろしい音がして、機械が作動し始める。
焙煎が始まったのである。コレが約10分ほど続く。
焙煎しているのを見たのは生まれて初めてだが、焙煎とはものすごくタイヘンなことのようなのだ。

ちなみに、このスゴイ機械の名前はTORNADO KING(トルネード・キング)というらしい。

この機械のなかで、どんなスペクタクルな竜巻が起こっているのか覗いてみたかったが叶わなかった。

キング(←愛称)は10分間、最初から最後まで全力を持って豆を焙煎してくれる。10分間というと、結構長いような気もするが、待っている間にはコーヒーをサービスしてくれるし、

ぬおおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおぅ

とふんばり続けるキングを眺めていると、あまり退屈しなかった。

さらに、焙煎が終わると店員さんがアリンコ一匹逃さない、気合の入ったイーグルアイで、豆をすみずみまでチェックしてくれる。こちらもキングに負けない迫力である。目からビームが出そうなのである。

それを綺麗にパッキングしてもらって100グラム470円。
豆の値段はまあピンキリだが、100グラムでだいたい8〜10杯分のコーヒーが飲めるので、今回の豆の場合は、1杯あたり約47〜60円ということになる。まあ炒りたて挽きたてのコーヒーがこの値段で飲めると思えば、それほどお高いわけでもない。

家に帰ってさっそく飲んでみることにする。
まずはミルでゴリゴリする。深焙煎のためか、豆がとても柔らかく、ミルがとてもラクである。
2杯分の粉を少し蒸らし、その後ゆっくりと湯をかけていく。

時間をかけて抽出したコーヒーは、苦味さえもさわやかで、それはもうおいしかった。感動的であった。これで60円程度かと思うと、もうヘタな店で、コーヒーを飲めなくなるような気がしている。
posted by 飼い主M at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

コーヒーミル

かもめ食堂より

コーヒーミルを購入する。
以前から欲しいとは思っていたが、

掃除が面倒そう、とか
粉でもけっこう美味しいし、とか
毎日暑いから、とか

いろいろなオトナの事情があって、購入に踏み切れずにいた。
しかし先日、とある店に陳列されたこのミルの前で夫がずいぶんとグズグズする。デザインがとても気に入ったらしい。
確かに珍しいタイプだ。しかも透明で清潔感があり、分解もできて洗いやすそうである。
この出会いは大切にしたほうが良い気がして、購入することにした。

家に帰って早速張り切って豆をガリガリしてみる。
思いのほかハンドルが固い。二人分の豆でも途中で挫折しそうだ。
ミルというのはもっと優雅に行うものだと思っていたが、なかなかに重労働である。
しかしこの労力が一般に必要なものなのか、それともウチのミルだけが要求するものなのかは、そのときはわからなかった。
どちらかというと「タイヘンだがこんなモノか」と納得しかけていた感がある。

しかし、後に他の豆を試してみたところ、どれも特に力を必要としないのだ。やはり1年前に夫が粉を間違えて買った豆をデビュー戦に持ってきたのが悪かったようであった。古い豆は人にずいぶんと労力を要求するものらしい。
おまけにココまで頑張って淹れたコーヒーは劇的にまずかった(号泣)。

初戦でひどいケチがついてしまったミルであったが、その後は順調に印象を回復している。
近頃、豆を買うのが楽しくて仕方がない。
posted by 飼い主M at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

雑貨屋を巡る

元町へ雑貨を見に行く。

成果物

近頃、他人様のオサレインテリアブログを食い入るように眺めていて、どうにも辛抱できなくなった。ひねているわりに、根はミーハーで染まりやすい性質なのである。

ちょうど夫もフットサルへ出かけるというので、一緒に家を出た。
夫がフットサルに励んでいる間は雑貨を眺めて幸せな気持ちに浸り、その後、合流する予定である。暑い中、夫らの練習風景を2時間見物するのは、たとえ新婚当時であったとしても難しい。

ところで元町には、繁華街から少し離れた場所にポツポツと雑貨屋が並ぶ通りがある。どこも大きな店ではないが、見たことないものや、愛読しているオサレブログに出てくるものがあったりして、眺めているだけでとても楽しい。

ところで小さな隠れ家的店舗というのは、たいていの場合、古いビルの2階にあったりする。エレベータなどは当然ないので、階段をせっせとのぼらなくてはならない。その階段は大抵の場合、急勾配である。
この界隈も例外ではなく、あちこちで急階段が出現した。おかげでスタートして数十分という早い段階で膝が激しく笑い始める。
まったく個人的な意見だが、ビル中に店が2つしかないなら、2階と4階に店を配置するのはぜひともやめていただきたい。

プルプルと笑い続ける膝をなだめすかし、なんとかめぼしい店はまわってみたが、どうもこの辺りに店は「一人暮らし/絵本や雑貨が好きです」というやや若め(当社比)の女子をターゲットにしているところが多く、欲しいと思えるものはあまりなかった。

結局、THE PENNY WISE/COLONIAL CHECKという店でランチョンマットと花瓶を購入するにとどまる。

意気込んだわりには成果があがらなかったが、それでも十分に楽しんだ。満足して家に帰る。
posted by 飼い主M at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

再開(予定)

entrance

気がつけば最後に記事を書いてから、5ヶ月以上も経過していた。
驚きもしたが、自分の性格を考えると、まあこういうこともあるかなと思う。
この5ヶ月、いろいろなことがあったが、やっぱり文章を書くのはやめられない。
というわけで、今日からまたぽちぽち初めていけたらいいと思う。
posted by 飼い主M at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月10日

ハンカチ

電車のなかで、子供の集団に出くわした。幼稚園くらいの子供たちだ。
引率の先生の会話から察するに、これから動物園に行くらしい。
向かい合った4人がけの席にちまちまと6人の男の子が座っている。
みんな微妙な興奮を抱えて、落ち着かない様子がなんだかおかしい。

先生「動物園でなにがみたい?」
子供「んー、俺パンダ!」
子供「あっ!パンダパンダ!!」
子供「パンダパンダ!!」
子供「……ぱんだ?」(←乗り遅れてる)
子供「ぎゃー
先生「しー。静かに」

先生「動物園にはゾウもいるよ」
子供「えっ、ゾウいるの?!」
子供「おーっ、ゾウだー!!」
子供「パンダパンダ!!」(←間違ってる)
子供「ぎゃー
先生「しー。静かに」

引率の先生というのは、子供達を騒がせないと同時にテンションを上げるというとても難しい役目を担っているらしく、なんだか大変そうである。
しかし、そんななかでもとくに笑えたのは、彼らの持っているハンカチであった。

おそらくそういう風に指示されているのだと思うけれど、みんなズボンの前ポケットにハンカチをしまっている。
そして、それは電車に乗っている間は出してはいけないことになっている(と思う)。
しかし、彼らのポケットからは次々とハンカチが出てくるのだ。

しばたくんは、ピカチュウハンカチがたいそうご自慢らしく、先生の隙をみては取り出して皆に見せている。
そのたびに先生が

「はんかち、しまいなさい」

とたしなめる。

しばたくんの隣のはたなかくんは、タオル素材のハンカチを持ってきていたのだが、ご存知のとおりタオルハンカチというのは通常のハンカチと比べ物にならないほど体積があり、小さな幼稚園児であるはたなかくんのポケットに納まるはずもなかった。ちょっと動いただけでぼろりとポケットから出てきてしまう。
異様に膨れ上がっているはたなかくんのポケットは、先生も気になるらしく

「あっ、はんかちおちたよ」

といちいち知らせていた。
はたなかくんは、しばたくんと違ってハンカチを出したいわけではないので、その都度一生懸命しまおうとする。
結局半分も入らないのだが、その様子がなんだかいじらしい。

はたなかくんの向かいに座っているきばくんのハンカチは、幸いピカチュウでもタオル素材でもなかったが、きばくん本人に問題があった。
とにかくごろごろと転がる子供で、そのたびにポケットからハンカチが落ちるのだ。
先生は、はたなかくんとは別の意味で彼をロックオンしているらしく、彼がごろっと動くたびに、落ちたハンカチをびしっと指差し

「はんかち!」

と言う。
そのたびにきばくんは一瞬不服そうな顔をして転がるのをやめ、おざなりにハンカチをしまう。

ハンカチ出現サイクルとしては、

きばくん、しばたくん、きばくん、はたなかくん、その他(←まだいる)、きばくん、しばたくん……

といったところであった。

きばくんについては、ごろごろ転がることよりも、ハンカチのしまい方に問題があると思うのだが、先生もそこまで頭が回らないのだろう。なにせハンカチを落とす子供はきばくんだけではないのだ。

見ている私はたいそう面白かったけど、電車に乗っている間中、先生はハンカチのことしか考えられなかったと思うと不憫な気がした。
子供のテンションをコントロールし、なおかつハンカチにも気を配る。先生もなかなか大変である。
posted by 飼い主M at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

マイメロディ

子供の頃、ご多分に漏れずサンリオ商品にそれなりの愛情を注いでいた私だが、そのなかでもとくに「マイメロディ」というキャラクターが好きだった。

「マイメロディ」はピンクの頭巾をかぶったウサギである。
こんな風に書くと未も蓋もないが、子供の頃はとにかくこのウサギが大好きで、イラストを描こうとして、たいへんな苦労したのをよく覚えている。

顔の中にもうひとつ境界線のある生き物というのは、とても描きにくい。
ドラえもんの青い部分と白い部分のバランスがどうしてもおかしくなるのと同じように、マイメロディのピンクの部分と白い部分がどうしてもうまくいかない。
ターバン野口を折るほうがまだ簡単である。

まあそれはともかく。

ある日の朝、出勤前にテレビをつけると、この「マイメロディ」のアニメが放送されていた。
物言わぬサンリオキャラクターが元気に動き回っているのはなんだか不思議な感じがした。
なんとなくそのまま見ていると、マイメロディがこんなことを言い出した。

「今日はウタちゃん(←一緒に暮らしている人間の女の子)の誕生日。
 私もとっておきにきがえなくっちゃ(ハート)」

そしておもむろにタンスの引き出しをあける。
そこにはピンクのウサギ耳がぎっしりと詰まっていた。
その中から1枚を取り出し、カーテンの陰に入る(ここからはシルエットのみでお楽しみください)。
頭巾を取り替える姿は良い子には見せられないらしい。

「これはマリーランドのママが送ってくれたの(ウフ)」

先ほどとの違いがよくわかりません。
そのうえオバケのQ太郎と著しくキャラがかぶっています。


そもそもピンクの領域が頭巾(取替え可能)であったことも、このとき初めて知った。
色々な意味で、衝撃をともなう一日の始まりであった。
posted by 飼い主M at 17:53| Comment(4) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

体質と環境

きっちりと人生を過ごす人が好きだ。

それは規則正しい生活をする、とか、待ち合わせに遅れない、ということとは少し違う。
生きていくなかでこなしていくべきひとつひとつのことにきちんと集中する、とでもいえばいいだろうか。
例えば朝起きて、ベッドから出る。ベッドを直す。トイレに行く。お湯を沸かしてお茶を入れる。
そういったひとつひとつの動作にあせらず集中できる人、というのがとてもうらやましいのである。

鈍い割に中途半端にせっかちな私はどうもひとつのことに集中できない。
ベッドから出た時点でベッドも直したいしトイレにも行きたいしお湯も沸かしたい。
そんな考えが一気に押し寄せてきて、結局何をしたらいいかわからずに家の中を無駄にうろうろする。
そして気がついてみれば水の入ったやかんが台所にあり、ベッドは直してあるものの部屋着はぐちゃぐちゃのまま(←私にとってベッドを直すということは部屋着をたたむことも含まれる)、完了しているのはトイレだけというなんとも中途半端な状態が発生する。

これはもう性格というより体質的なもので、おそらく一生治らないだろうと半ばあきらめていたのだが、実は最近、新事実が発覚した。
今のマンションに引っ越してから、部屋が片付いた状態だと、私は家の中に限ってひどく優雅に動くことができるのだ。
ベッドから起き上がり、布団と部屋着を丁寧にたたみ、トイレに入って一呼吸おき、やかんに水を入れて火をかけ、ゆっくり身支度にとりかかる。そんなことができてしまう。
実は体質ではなく環境の問題だったのかもしれない。
とにかく私は今、ひどく穏やかに幸せな気持ちで朝を過ごしている。

と、いうのは今日の朝、会社に遅刻した理由にならないだろうか。
posted by 飼い主M at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

ぽん酢

私の隣に座っている男性の机の上には、いつも「味ぽん」が置いてある。
別に誰かからの嫌がらせではない。

「弁当食べるとき、味が薄かったらイヤじゃないですか」(←自信満々)

というわけで、彼にとっては味ぽんも、ペンやノートを同じく立派なオフィス用品なのであった。

彼は仕事柄、わりとよく外出する。
そのくせいつまでも出かける直前に余裕がない。
バサバサと机の上にあるものをかき集めてカバンのなかに流し込み、ピタッと止まってしばらく机の上を眺めたのち、ひとつうなずいてあわただしく出かけていく。
そんな彼の姿を見るたびに

「味ぽん!味ぽん忘れてるよ!」

と声をかけたくなるのであった。
posted by 飼い主M at 00:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

はじめる

「共働きコーギー」というブログを始めて、もうすぐ10ヶ月が経とうとしている。
最初は夫がパソコンに向かってゴソゴソしているのを遠目で見ていただけだったのだが、気がつくと、夫と同じようにゴソゴソとパソコンに向かっている自分がいた。
もともと書くのが嫌いではなかったし、愛してやまないハルさんのことなので、今では結構楽しんでいる。

ところで、私は4年前から日記を書いている。
ハルさんを飼ってからは、ハルさんの話が良く出てくるようになったが、それより昔からよく出てくるのが本の話である。
私はとにかく活字中毒なので、常に1〜2冊の本を持ち歩いていて、暇さえあれば読んでいる。
1冊読むたびに色々なことを思い、色々なことを考える。
それはどれも、私にとってはとても大切なことだ。

ということで、このブログでは私の読書記録をメインに、いろいろなことを、適当に書いていこうと思っている。
posted by 飼い主M at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする